ニットを作る上でのすべての工程がある場所―それが私たちの住む町、寒河江です。紡績、染色、編立、縫製、加工、仕上げ…。
これらの工場が本当に身近に存在しており、現在の日本、いや…世界を見ても非常に稀な恵まれた環境にあります。
とても良質な天然素材の糸を作ることが可能な紡績工場。

 
 

 

綺麗な色に染めあげ、皆さまが着心地の良い風合いに仕上げることのできる染色工場。すべてのニットは糸からできており、
重要な役割を果たしております。

 
 

 

そこでできた糸を使って、バトナーの編み地作りが始まります。
まず製品の完成をイメージするために、サンプルの編み地出しをします。
コーンの状態の糸を見たときと、その糸が編まれた時の状態では雰囲気はまったく違うものとなるので、この作業は念入りに行われます。
また、糸や編み地は編み場の温度、湿度にも影響されてくるのでとても繊細なものであり、職人の経験値がものをいう作業となってきます。

 
 

 

サンプルがデザイン通りになった時初めて量産されます。
そして、成型で編み上がってきたもののパーツパーツをリンキングミシンで一目一目つなぎ合わせていきます。
このリンキング作業は一枚一枚丁寧に仕上げていくことが可能となりますが、とても手間のかかる作業です。
細かいゲージである21Gまでもリンキングで仕上げている工場は日本では数少ないのです。
リンキングで縫い合わせた後、手作業で糸始末を行う。

 
 

 

最後に、仕上げ加工(風合い出し、寸法出し)をする。職人が経験を生かして風合いを絶妙によくする感覚的な作業を行う。
縮絨前と縮絨後の風合いはまったく違う。加工後、アイロンかけて完成。
アイロンも一つの大事な作業であり、単純に寸法を出すだけではなく意図するデザインに仕上げる。
太枠で対応できない部分を一つ一つ手で仕上げていく。

 
 

 

ご紹介した環境の中、奥山メリヤスの職人たちの経験に若き職人の知恵が結集され作り出されるニットたち・・・
それがBATONERを形成しています。
作り手である私たちからダイレクトにお客様へ商品をお届けし、この環境と技術を未来へ継承していくことが大切であると考えます。